誕生日や記念日を1年に2度体験できる国がある?今日も明日も特別な1日を

誕生日などの記念日は、当然ながら1年に1度しか来ませんよね。だからこそ特別で貴重な1日ではあるのですが、もしそれが1年に2回祝えるとしたらどうでしょう。

誕生日や記念日を1年に2度体験できる国がある?今日も明日も特別な1日を

誕生日などの記念日は、当然ながら1年に1度しか来ませんよね。だからこそ特別で貴重な1日ではあるのですが、もしそれが1年に2回祝えるとしたらどうでしょう。

せっかくなら休みを取って、2度楽しんでみたいと思いませんか?実は、サモアとアメリカ領サモアという国ではそれが可能になるのです。

フライト時間はたった30分なのに、時差は24時間?


サモアとアメリカ領サモアは、当初は日付変更線の東側にありました。しかし2011年、貿易を促進するために、サモアが西側に時間帯を移す計画を発表して同年12月より実施。

対して、アメリカ領サモアは東側に留まったため、わずか130kmしか離れていない両国の間に24時間の時差が生じることになりました。

そして、この出来事が”1年に2度”を可能にしてくれました。サモアとアメリカ領サモアはフライトでたったの30分。

サモアで誕生日や記念日をお祝いしたあと、アメリカ領サモアにひとっ飛びすれば、また特別な日が訪れる……という素敵なことが体験できてしまうわけですね。ちなみに、この決定にはどうやらアメリカ領サモアの観光業促進の狙いもあったようです。

サモアとアメリカ領サモアってどんな国なの?

 

サモア

 


サモアは火山活動によってできた島で、2つのメインとなる島を中心に合計9つの島から形成されています。

リゾート・観光地としてそこそこ大きなホテルはあるものの、少し車で走れば手つかずの大自然が残り、森にぽっかり空いた海のプールにダイブ!なんてこともできます。

ヤシの木に白い砂浜、見とれるほど美しい海……絵に描いたような景色の中でのんびり過ごすには最適な場所です。

日本からの直行便はなく、約11時間となかなかアクセスしにくいのが玉に瑕(きず)です。

アメリカ領サモア

 


一方、アメリカ領サモアは合計6つの島から成っており、そのうち1島の小さな町にほとんどの人々が生活しています。

観光業はあまり盛んではありませんが、美しい天然の港を眺めたり、ぶらぶら散歩したりと旅の休憩にはちょうどいいかもしれません。

両国とも親日としても知られていて、町を歩いていると「マロ!(こんにちは)」と優しく声をかけてくれることもしばしばあります。

いかがでしたか?ゆったりとした時間(と時差)を感じながら、今日も明日も特別な日を過ごすことができたとしたら…。ぜひ一度、サモア、アメリカ領サモアを訪れてみてはいかがでしょうか。

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