【年齢別】1日の「自分時間」「残業時間」はどれくらい? ワークライフバランスの実態調査!

自由に使える時間がたくさんあった学生時代とは違い、社会人になると自分の時間と仕事の時間のあいだでバランスをとることが必要になってきます。

【年齢別】1日の「自分時間」「残業時間」はどれくらい? ワークライフバランスの実態調査!

自由に使える時間がたくさんあった学生時代とは違い、社会人になると自分の時間と仕事の時間のあいだでバランスをとることが必要になってきます。

では実際に、働く若者たちの「自分時間」と「残業時間」はどうなっているのでしょう? 今回のはたらき世論調査では、年齢別に24歳から35歳のビジネスパーソン648人の「自分時間」と「残業時間」を徹底調査しました!

全体の結果


平均の自分時間(働いている日に自分の自由になる時間)と残業時間は、それぞれ次のようになりました!

◎自分時間:2時間55分
◎残業時間:1時間51分



これらの時間を自身の自分時間、残業時間と照らし合わせてみて、多いと思うでしょうか。あるいは、少ないと思うでしょうか。

ここで提示した時間は、今後変わっていくかもしれません。いま、いわゆる「残業代ゼロ法案」と呼ばれた高度プロフェッショナル労働制のように、私たちの労働時間に関わる制度が変わろうとしているためです。高度プロフェッショナル労働制については、「残業代ゼロに? 知らなきゃ損する高度プロフェッショナル労働制のキホン」の記事で詳しく紹介しています。

年齢別! 自分時間と残業時間


それでは次に、年齢別に自分時間と残業時間をみていきましょう。


年齢が上がるにつれて、自分時間が減っていることが分かります。一方、残業時間はどうでしょう。


こちらは若干ですが、年齢が上がるにつれて残業時間が増えているようです。両方の結果を付き合わせると、年齢が上がるにつれて残業時間が増えたぶん、自分時間が減っているということがいえるでしょう。

「そんなの嫌だ!」と思うかもしれません。そんな場合は、残業が不当に増えていっていないか、チェックしてみるといいかも。「『残業ナシのはずじゃ…』入社したら労働条件が違っていたときの対処法」 の記事でも紹介しているように、会社がルールを破って労働者に残業を強いている場合もあるのです。

ワークライフバランスできる人・できない人別でみると?


ちなみに、「自分はワークライフバランスを実現できている/できていない」と思っている人の割合はどのくらいなのかも調査しました。

◎できている:48.61%
◎できていない:51.39%



結構僅差になりましたね。

また、「ワークライフバランスを実現できている/できていない」と思っている人の平均自分時間・残業時間について調査すると、以下のような結果に。

【自分時間】
◎できている:3時間20分
◎できていない:2時間31分
→できていると感じている人は、そうでない人に比べて平均で49分多く自由な時間を過ごしている。

 

【残業時間】
◎できている:1時間29分
◎できていない:2時間11分
→できていないと感じている人は、そうでない人に比べて平均で42分多く残業している。



これらの結果を踏まえると、1日のうち40?50分を自分時間に費やすか、残業時間に費やすかで、ワークライフバランスの実感が大きく変わってくるといえそうです。ちなみに、パタゴニアの社員のように勤務中にサーフィンに行ってしまうというツワモノもいます。(参考:「パタゴニアの社員が勤務時間中でも“いい波”が来たらサーフィンに行ける理由」)

ワークライフバランスを実現できる・できないのはなぜ?


最後に、「ワークライフバランスを実現できている/できていない」と答えた人それぞれに、なぜそう感じているかを聞きました。

◎できていると感じている人のコメント:

「無理のない行動スケジュールを週間単位で立て、週末に実行の可否を管理して、精度を高める訓練をしている」

「ちゃんと計画を立てて仕事を進めること、気の進まない仕事を後回しにしないこと、常に効率を考えて作業することなど、ごく基本的なことを意識している」

「生活ベースで、しっかりと睡眠をとること、食事は絶対抜かないことなどを意識している。生活サイクルが崩れると、仕事のペースが目に見えて落ちるので、寝る時間と食べる時間は極力ずらさないよう心掛けている」

「早起きし、朝の時間に効率良く仕事を済ませている」

「自分の時間がもてる仕事に転職したため」

「家事と仕事を両立できるよう、結婚後に残業の少なく、通勤にも時間のかからない職場へ転職した」

「なるべくスマホをいじくらずにテキパキ動くことを意識している」

 

◎できていないと感じている人のコメント:

「単純に残業時間が長いうえ、休日もあまりないので、プライベートな時間をもつのは難しい」

「効率よく業務をこなしても、結局クライアントのペースに合わせないといけないので、クライアントの入稿待ちになって残業になってしまう。業界の構造上、残業を減らすのはかなり厳しいと思う」

「毎晩強制的に飲み会があるから」

「子どもがいて仕事時間は限られるし、仕事量はそれ以上にあるため」

 

まとめ


いかがでしたか? なかには、「プライベートの時間をたっぷり取ってゆったり過ごすのも一つの価値観だが、今の私にとっては仕事に精一杯であることが大きな喜びであるため」という意見もありました。

かならずしも、自分時間が多く、残業時間が少なければいいというのではありません。自分の価値観と照らし合わせたときに、それぞれどのくらいの時間が必要なのかを考え、それを実現するための方法を実践することが大切なのですね。


※この記事は2015/07/16にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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