株式会社マクロミルは、「ミレニアル世代」のお金に関する意識調査の結果を発表しました。この調査はマクロミルモニタ会員(全国15~53歳の男女1000人)へのアンケートをもとに実施されたものです。
「ミレニアル世代」とは、1980年代から2000年代初頭に生まれ、インターネットやSNS、スマートフォンに触れて育ち、情報リテラシーに優れていると言われる世代のこと。本調査では「ミレニアル世代」を25~38歳と定義しています。この世代のお金事情は、いったいどのような結果になったのでしょうか。
「ミレニアル世代」のお金の使い方第1位は「外食・食費」
「お金の使い道は?」という質問に対して、もっとも多かった答えは「外食・食費」で86.2%、続いて「ファッション・美容・インテリア」74.4%、「投資・貯金」60%という結果でした。
世代別に見てみると、「ミレニアル世代」は「投資・貯金」をしている人が他の世代より15%ほど多く、貯金意識が高い世代であるといえるでしょう。
「ミレニアル世代」の貯金額は?
【ひと月あたりの平均的な貯金額】
15~24歳 15,992円
25~38歳 25,996円 (ミレニアル世代)
39~53歳 25,424円
世代別のひと月あたりの平均貯金額は、上記のような結果に。「ミレニアル世代」は平均して月に26,000円ほど貯金をしていることがわかりました。
他の世代と比べて貯金額が高い背景には、金融危機や格差拡大、気候変動の深刻化といった社会情勢の中で「ミレニアル世代」が育ってきたことが影響しているのかもしれません。
投資・資産運用に興味がある人の割合は?
次に、投資・資産運用への興味具合に対する質問については、「ミレニアル世代」の44.4%が興味を持っていると答えました(「とても興味がある」15.0%、「まあ興味がある」29.4%)。
他の世代と比べ投資や資産運用に興味を持っている人は6~10%ほど多いことが判明しています。
買い物時に受けるSNSからの影響は?
また、「買い物時、SNSの情報にどのくらい影響を受けるか」という質問については、以下のような結果となりました。
「ミレニアル世代」の51%が買い物時にSNSの情報に影響を受けているようです(「かなり影響を受ける」7%、「まあまあ影響を受ける」44%)。また、SNS別に見るともっとも影響力があるのは「Instagram」となりました。
調査概要
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国15~53歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、世代ごとの人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間:2018年8月20日(月)~2018年8月21日(火)
あなたの本当の年収がわかる!?
わずか3分であなたの適正年収を診断します