目次
□業種別の帰宅時間が早いランキング
□職種別の帰宅時間が早いランキング
□エリア別の帰宅時間が早いランキング
「ワークライフバランス」という言葉が一般的に使われるようになった昨今、帰宅時間は仕事の良し悪しを判断する上で、重要なファクターになっています。転職活動の際にも、一番聞きたいけど聞けないのが「実際、何時に帰れるの?」という質問。そこで、キャリアコンパス編集部が、「業種」「職種」「エリア」の3つの切り口で、帰宅時間をランキングしました!
全体での平均帰宅時間で最も多かったのが「19時台」(24%)。続いて「20時台」の19%、「21時台」の(14%)。19時?21時台が、全体の過半数を超えるという結果になりました。一方で。「17時台」(5%)という羨ましい人から、「0時台以降」(9%)という多少心配な人がいたりと、帰宅時間にかなり幅があることがわかります。
業種別の帰宅時間が早いランキング
最も平均帰宅時間が早い業種は「メディカル」の「19:29」。続いて「商社」(19:47)、「教育」(19:57)と、一般的に高収入と言われる「メディカル」と「商社」がワンツーフィニッシュを飾る結果に。しかし「金持ち暇あり」と羨むことなかれ、今回の上位3業種は、出社時間が早いランキングでも「メディカル」(3位-8:20)、「商社」(5位-8:25)、「教育」(7位-8:48)と上位の業種。むしろ「早起きは三文の得」と言うことができるでしょう。
1位 | メディカル | … 19:29 |
---|---|---|
2位 | 商社 | … 19:47 |
3位 | 教育 | … 19:57 |
4位 | サービス | … 19:59 |
5位 | メーカー | … 20:00 |
6位 | 金融 | … 20:01 |
7位 | 建設/不動産 | … 20:03 |
8位 | 小売/外食 | … 20:04 |
9位 | IT | … 20:35 |
10位 | 広告/メディア | … 21:08 |
職種別の帰宅時間が早いランキング
職種別で見ると、「事務・アシスタント系」(19:17)、「食品/医療/化学系」(19:32)、「企画管理系」(19:48)の3職種が上位にランクイン。管理や事務系のバックオフィス機能を担う職種が帰宅時間が早いという結果に。こちらの3職種も「事務・アシスタント系」(3位-8:22)、「食品/医療/化学系」(7位-8:35)、「企画管理系」(4位-8:28)と出社時間の早さとの相関性が見られました。
1位 | 事務・アシスタント系 | … 19:17 |
---|---|---|
2位 | 食品/医療/化学系 | … 19:32 |
3位 | 企画管理系 | … 19:48 |
4位 | 教師/講師 | … 20:06 |
5位 | 専門職 | … 20:07 |
6位 | 営業系 | … 20:17 |
7位 | ITエンジニア | … 20:23 |
8位 | 機械系エンジニア | … 20:26 |
9位 | 販売・サービス系 | … 20:30 |
10位 | 建築/土木系 | … 20:38 |
11位 | クリエイティブ系 | … 20:58 |
エリア別の帰宅時間が早いランキング
エリア別で最も平均出社時間が早いエリアは「東北」(19:08)がトップ。続いて、「四国」(19:30)、「中国」(19:30)、「北信越」(19:30)が並びます。こちらも出社時間が早いランキングとの相関性が見られたほか、製造業や工場が多い地方エリアが上位にランクインしました。
1位 | 東北 | … 19:08 |
---|---|---|
2位 | 四国 | … 19:30 |
2位 | 中国 | … 19:30 |
2位 | 北信越 | … 19:30 |
5位 | 九州・沖縄 | … 19:41 |
6位 | 北海道 | … 19:46 |
7位 | 東海 | … 20:01 |
8位 | 関東 | … 20:15 |
9位 | 関西 | … 20:24 |
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全体を通して、出社時間の早さと、帰宅時間の早さの関連性が見て取れた今回のリサーチ。伊藤忠商事が早朝出勤を奨励する代わりに残業を禁止したように、ワークライフバランスを考えた「朝型ワーク」を志向する企業やビジネスパーソンが、今後増えていくのかもしれませんね。
※この記事は2014/04/15にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています
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