スマートフォンさえあれば多くの情報を得ることができる現在。通勤電車の中や空き時間で好きなサイトをチェックする人も多いと思います。
そこに掲載されている多くの記事は、主にライターという職業の人々が執筆しています。ライターには出版社などでライティング(文書作成)の経験を積んでから専業ライターに転身する人もいれば、本職を持ちながら副業でライター活動をする人もいます。今回はその「副業としてのライター」にスポットを当ててみたいと思います。
ライターが活躍できる場所は紙媒体(新聞や雑誌)とインターネット媒体(サイト)の2つがあります。副業ライターにとって仕事がしやすいのは、後者でしょう。
サイトは毎日のように稼働していますし、扱うジャンルも紙媒体と比べて幅広く、自分の書きやすいジャンルを選ぶにも選択肢が多いと思います。
どんな人がライターに向いているの?
ライターになるために特別な資格は必要ありませんが、ブログやSNSを使って日々の出来事や個人の意見を発信するなど「文章でなにかを伝えることが好き」といった人がより向いているといえます。
ただし、ライティングも仕事となれば、文章力や構成力に一定のクオリティーが求められます。また、ブログのように自分の好きなことを書くのではなく、依頼された内容で書かなければなりません。
そのため、ライティングを始めるときは、まずは自分のスキルと合った簡単な仕事を探してみましょう。「自身の体験談の執筆」など気軽に始められるライティングの仕事もあるので、そこで経験を積んでみることがおすすめです。
どうやって仕事を探すの?
では、どうやってライターとして活躍できる場を探すのかですが、例えば自分の好きなサイトでライター募集があるか調べてみるのも一つの手です。
随時募集があるとは限りませんが、いつもチェックしているサイトなら「そのサイトに掲載されている記事=求められているジャンル」も理解しやすいと思います。自分が興味のある内容の記事を、好きなサイトで執筆できるチャンスがあるかもしれません。
自分の好きなサイトで募集が行われていない場合は、執筆してみたいテーマのサイトを検索して調べてみると良いでしょう。
仕事の流れはどんな感じ?
基本的な仕事の流れとしては、編集者から与えられたテーマや文字数に沿って執筆し、指定されたシステムを使ったりWordなどのテキストファイルで入稿する形となります。
一方で、テーマを与えられるだけでなくライター側から「今こういう○○が流行ってきているみたいです。取材してみませんか?」と企画の提案をすることもあります。編集者とライター、両者が意見を出し合うことで、より良い記事作りに繋がるのです。
執筆するテーマが決定したら締め切り日までに書き上げて入稿するだけです。あとは編集者が引き継いでくれます。編集者は誤字脱字チェックといった校正作業、記事にあった写真のセレクト、タイトルや見出しの作成などを行い、そしてサイトへと掲載されます。
どこでもできる副業ライター
記事の執筆は自宅でもお気に入りのカフェでも、パソコンやスマートフォンがあればどこだって可能です。「でも打ち合わせがあるなら、編集部のある場所の近くに住んでいた方がいいの?」と思う人もいるかもしれませんが、打ち合わせには電話やSkype、メールも利用されています。全国どこに住んでいても、副業ライターはできるのです。
もちろんライターにも大変なことはたくさんあります。例えば、一緒に仕事をする編集者と考えている方向性がなかなか合わなかったり、企画が思いつかなかったり、締め切りに追われるプレッシャーを感じることだったり…。
そのぶん、自分が執筆したものが多くの人の目に留まることの喜びも大きいものです。
以上、副業としてのライター活動の始め方についてご紹介しました。「文章でなにかを伝えることが好き」という人は、空いた時間を利用して、副業ライターを始めてみてはいかがでしょうか。
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