対面の会話でおさえておきたいポイント
自分との共通点を探す
話しやすい人って、なにか自分と共通点がある場合が多くありませんか?仲のいい友人のことを改めて考えてみると、性格や趣味、出身地、仕事など、いくつか似ている点が浮かんでくるのではないでしょうか。
共通点を見つけることで会話が広がり、初対面の人でも打ち解けやすくなるでしょう。
過度な質問は厳禁
共通点を見つけるために、まずは相手を知ることが重要です。質問は話題を広げるためにも便利で、相手も「自分に興味を持ってくれている」と感じるので、適度なペースであれば悪い気はされないでしょう。
しかし、一方的に質問ばかりしていると、会話ではなく尋問のようになってしまうので注意が必要です。質問をする前に自分のことを話すことで、相手に心を開いてもらいましょう。
「はい」「いいえ」で終わらない質問を考える
いざ質問したいと思っても「どうやって質問を投げかけたらいいの?」と思う人も多いと思います。
例えば、テレビや映画、食べ物、出身地などの話題は、多くの人に当てはまりやすいのでおすすめです。また、そのとき「はい」や「いいえ」で終わらないような質問を投げかけることで、その返答から次の話題への糸口をつかめることもあります。
「はい」や「いいえ」で終わってしまう質問の例を挙げるとすれば、「いま韓国ドラマにハマってるんですが、〇〇さんも好きですか?」というものです。もし相手も好きだった場合は話が広がるかもしれませんが、そうでなかった場合はなかなか次へと繋がりませんね。
そうではなく、「いま韓国ドラマにハマってるんですが、〇〇さんってよく見るジャンルの番組とかありますか?」といった質問を投げかけると、相手からは好きなジャンルの回答があるかと思います。その回答に対して、「例えばどんな番組を見てますか?」や、「なんでそれが好きなんですか?」など質問を重ねれば、次の会話へ繋げていくことが可能です。
慣れが必要ですが、まずは1つ質問を投げかけてみることが大切です。
相手の話に対して関心を持つ
相手の話に関心を持ち、共感することも重要です。
適度に相槌を打ったり、リアクションをしたりすることで相手も「自分に興味を持ってくれている」と感じ、さらに話を進めてくれる場合もあります。そうすることで会話は広がり、相手のことをよく知ることができて、共通点も探しやすくなるでしょう。
初対面の人と仲良くなるには、共通点を見つけることがカギとなります。そのためには、まず質問をしてみることが大切です。質問をするための話題がパッと出てこない人は、自分のなかでの”鉄板ネタ”をメモ帳などに書いて準備しておきましょう。
少しの行動と意識で身につく雑談スキルなので、初対面の人との会話に困ったときは思い出してみてください。
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