年度末が近づくこの時期は、一年の中でも特に送別会が集中するタイミングと言えます。そんな時によく回ってくるのが、寄せ書きの色紙。
現在の職場を離れる方に向けて、何か一言メッセージを書くのがお決まりとなっているものの、意外と何を書いたらいいか悩んでしまうことも多いですよね。
そこで今回は、いくつかのパターンに分けて寄せ書きの文面案を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
業務上の関わりに触れる
業務上の関わりが深ければそのことに触れ、「●●さんが一緒にいてくれたから頑張れました」「日々、ご指導頂いたからこそ成長できました」といった具合にまとめるのが手堅いでしょう。
この時、文面に具体的なエピソードを入れると、定型文っぽさが消えてより感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
一緒に担当したプロジェクトのことや、何気ない雑談の中で盛り上がった話題などを書いてみてはいかがでしょうか。
退職・休職理由を中心にして、まとめる
退職理由が公にされているのであれば、それを中心にしても書きやすいでしょう。
転職であれば、「●●さんがいなくなって寂しいです。新天地でのご活躍をお祈りしています」とメッセージを送るのも。
産休などで職場を一時的に離れる方の場合は、「お体を大事になさってください。赤ちゃんの元気な誕生を祈っています」といったように、相手を気遣う形でまとめましょう。
入社時のエピソードを書く
入社時からお世話になった直属の上司・先輩の退職であれば、その方への思いも特別なはず。
「何も分からず不慣れな私に色々と親切に教えて頂き、ありがとうございました」と、感謝の気持ちを素直に表現しましょう。
併せて、「教えて頂いたことを糧にしてこれからも頑張ります」といった具合に、あなた自身の成長を感じさせるようなコメントを添えると、お相手も安心して次のステージへと向かえるのではないでしょうか。
その人の性格やキャラクターに触れる
「いつも賑やかで、●●さんがいてくれるだけで社内の雰囲気が明るくなりました」「コツコツと業務に取り組む姿に刺激を受けました」といった具合に、その方の性格やキャラクターから文面を作っていくというのもいいでしょう。
ちょっとしたジョークが許される間柄であれば少し変化球として「二次会で行ったカラオケの選曲が最高でした!」なんてメッセージも面白そうですね。
ほとんど接点がなかった時
「何を書いたらいいんだろう……」と悩んでしまうのが、あまり接点がなかった方の場合。
別に嫌いだとか、避けていたとかではないのに、関わりが薄かった……。会社の規模が大きくなればなるほど、そのような状況は自然と発生しますよね。
そんな時は、「あのプロジェクトを担当されていて、凄いと思っていました」など、その方が担当されていた業務について触れてメッセージを送るといいかもしれません。
日常生活の中で貰うことのあまり多くない寄せ書き。だからこそ、お相手に喜んでもらえるようなメッセージを送りたいものです。
とはいえ、あまり難しく考えすぎず、その方のことを思い浮かべて素直な気持ちを伝えましょう。
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