【前編】ミズノが世界に誇るO・MO・TE・NA・SHIな開発現場に潜入

今回はミズノの大阪本社に潜入取材を敢行! 日本のスポーツ界を、そして2020年東京オリンピックを陰から支えるミズノの“モノづくり”の現場を、早速のぞいてみましょう!

【前編】ミズノが世界に誇るO・MO・TE・NA・SHIな開発現場に潜入

会社概要


名称:ミズノ株式会社
本社所在地:大阪府大阪市住之江区南港北1-12-35
設立:1906年
社員数:1,835名(2013年現在)
平均年齢:39歳
男女比:約8:2

1906年に創業者の水野利八氏が生活雑貨とともに野球ボールの販売を始める。1924年には「美津濃」として、初めて夏季オリンピックのオフィシャルウエアに採用され、現在のオリンピックのオフィシャルスポンサーの礎を築く。日本国内の事業にとどまらず、国際大会のサポートも行い、スポーツ文化の発展に寄与している。日本が世界に誇る老舗スポーツメーカー。

ミズノのココがスゴい!


1.ミズノを“体験”できる展示ギャラリーがスゴイ
2.トップアスリートと二人三脚で製品開発!
3.創業時から受け継がれる“モノづくり”マインド!

まだ記憶に新しい、2020年オリンピックの東京招致委による最終プレゼンテーション。日本中、そして世界中が7年後の夢の祭典に思いを馳せたあの瞬間、経済界の代表として壇上で雄弁をふるっていたのが、招致委員会副理事長である水野正人氏です。名前を聞いてピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、水野氏は何を隠そう、東京招致オフィシャルパートナーでもある、ミズノの前会長。名実ともに日本を代表するスポーツ用品メーカーとなったミズノですが、意外とどんな会社でどんな人が働いているかは、知らない人が多いのではないでしょうか?

そこで、今回はミズノの大阪本社に潜入取材を敢行! 日本のスポーツ界を、そして2020年東京オリンピックを陰から支えるミズノの“モノづくり”の現場を、早速のぞいてみましょう!

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来て・見て・触って楽しめる! ミズノの魅力が詰まったギャラリーが玄関口に展開。


会社に入ると、まずお出迎えしてくれたのが、ミズノのウエアをまとった精悍(せいかん)なマネキン。そして、ミズノ契約選手の実寸大のパネルと、シューズや水着などの使用アイテムが展示されていました。

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こちらのエリアは、「ミズノスポートロジーギャラリー」と呼ばれ、実際に選手が使用しているアイテムを触って体感できる場所です。入場は自由で、多くの子どもが足を運んでいるそうです。夏や冬の長期休みの期間は、親子で野球グラブを作るイベントや、陸上競技を体験して体力測定を行うプログラムも実施しています。「ユーザーファースト」をモットーにする、ミズノさんならではの取り組みですね。

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アドバイザリー契約をしている福原愛選手の等身大パネル。専用アプリをダウンロードして、スマホやタブレットをかざすと、来場者に向けたメッセージ動画を見ることができるほか、AR技術で本田圭佑選手らと記念撮影も撮れちゃいます。

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数々の名製品を生んだミズノの中枢部署・グローバルアパレルプロダクト部門。

 

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こちらは、「グローバルアパレルプロダクト」と呼ばれる製品の企画・開発部署。ミズノと契約するプロ選手の意見を吸い上げ、商品開発の陣頭指揮をとっている、ミズノの中枢です。水着部門、競技ウエア部門、トレーニングウエア部門といったチームごとに島がつくられ、日々新製品の開発に向けて尽力されています。

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オフィススペースでは黙々と仕事に打ち込む社員さんの姿がとても印象的でした。真摯(しんし)に“いいプロダクトを作ること”に取り組み、それを伝えることも怠らないミズノさんの誠実な企業マインドが伝わりました!

地上27階でご飯を。社員同伴で社外の人も立ち入りOKな社員食堂!

 

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企業が密集するベイエリアに立地しているミズノ大阪本社は、「ランチは外で」ということはなかなか難しいそう。そういう背景もあって、社員食堂は19階と27階に2カ所用意されています。今回は、社外の人とのランチミーティングの場としても活用されている、27階の社員食堂に潜入させてもらいました!

席数は全60席で。テーブル間のスペースが広々とられているので、落ち着いてお昼ご飯を楽しむことができそうです。港の景色を一望しながらランチを食べれば、午後からの仕事にも精が出そうですね。

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人気メニューは、社名が冠されている「ミズノカレー」。スパイスをふんだんに使用した、深みのある味わいがうけているそうです。他にもボリューム満点の「チキン南蛮」も、オススメなのだとか。

※この記事は2013/11/18にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。

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