バレンタインデーに本命チョコや義理チョコをもらったという人も多いのではないでしょうか。
でも、美味しいチョコレートをもらえるのはうれしい反面、ホワイトデーのお返しに何を買ったらいいのか悩みますよね。
クッキー、マカロンなどの焼き菓子はもちろん、入浴剤やハンドクリーム、ハンカチ、ギフトカードなど、利便性の高いアイテムも人気を集めているようですが、なんでもOKという選択肢の幅広さがかえって悩みの種になりがちです。
なかでもお返しの定番ともいえる焼き菓子ですが、込められたメッセージや意味を知っていましたか?今回は、そんな焼き菓子をいくつか紹介します。
カップケーキは愛する人への呼称
アメリカでは定番の焼き菓子、カップケーキ。某ドラマが人気の火付け役となり、日本でも話題を呼びました。
人気の秘密は華やかなデコレーション。バタークリームをふんだんに使った花びら模様や、パステルカラーのトッピングには、もらった女性もテンションが上がるかもしれません。
ここまで聞くと、ちょっと小粋で万能なホワイトデーのお返し……と思いきや、実はカップケーキには「愛おしい人」という意味が隠されているんです。
恋人や奥さん、愛娘に“You are my cupcake.”と言ったら「可愛くってしかたがない人」という意味になります。
そんな意味を持つカップケーキなので、義理チョコのお返しとしてはもしかしたら合わないかも?本命へのお返しとしてはぴったりですね。
マドレーヌの意味は「仲良くなりたい」
ころんとした貝がらのかたちが印象的な焼き菓子、マドレーヌ。バターの香りが優しい甘さを引き立てるフランスの伝統的な銘菓です。
ホワイトデーのお返しとしても人気が高いお菓子なのですが、実はこちらにも深い意味があります。
マドレーヌとかけまして「仲良くなりたい」と説きます。その心は「二枚貝のようにぴったりと合わさる」。
一対二枚の貝がらがぴったりと合わさっている二枚貝はそれぞれがちょっとずつ違う形をしているので、自分の対となる貝がら以外とは合わさりません。
このことから、「対の貝がらのようにぴったりと寄り添いたい」。つまり、「仲良くなりたい」という願いを込めたお菓子と考えられるそうです。
よっぽど想像力豊かな人でないとここまで連想できないかもしれませんが、より仲を深めたいと思っている相手への贈り物としていかがでしょうか。
フィナンシェには「金融家」の意味
もうひとつ、ホワイトデーのお返しとして人気を誇るフランスの伝統的な焼き菓子がこちらのフィナンシェ。
フランス語で「金融家」という意味だそうですが、なるほど、よく見てみると……。
形が金ののべ棒にそっくりですね。フランス菓子の由来について書かれた本、『名前が語るお菓子の歴史』によると、パリの証券取引所近くで菓子店を営んでいた菓子職人のラヌ氏が、忙しい金融家でもスーツを汚さずに食べられるお菓子として開発したのがこのフィナンシェなんだとか。
忙しい人向けに開発されたお菓子となれば、義理チョコへのお返しとしてももってこいかもしれませんね!
いかがでしたか?今回はホワイトデーにちなんで、焼き菓子に込められたメッセージや意味をいくつか紹介しました。
もしまだ今年のホワイトデーのお返しに悩んでいる人がいたら、今回紹介したものも参考にしながら選んでみてください。
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