新年度が始まって約1か月が経ちましたね。これまでと違う部署に異動になったり、新しいメンバーが加わったりと、4月は環境の変化が大きかった人も多いのではないでしょうか。
その変化に伴い、まだ緊張していたり、不安になったりしているという人もいるかもしれません。緊張や不安が続くと、表情も硬くなり、気持ちも落ち込みがちになってしまいます。
せっかくの新しい環境は笑顔で過ごしたいけれど、気持ちの切り替え方が分からない。そんなときにクスっと笑える世界の面白い言葉を紹介します。世界には面白い意味を持つ言葉がたくさんあるのです。
PISAN ZAPRA(ピサンザプラ)
言語:マレー語
意味:バナナを食べる時の所要時間
「バナナを食べる時間」を直接示す言葉があるなんて驚きですよね。ちなみに、バナナを食べる所要時間はおよそ2分とのこと。
朝のコーヒーを飲むための時間、通勤にかかる時間、朝礼や会議にかかる時間など、毎日決まった時間を、「PISAN ZAPRA」を単位として考えたら、いつもとはまた違った印象になりそうです。
AKIHI(アキヒ)
言語:ハワイ語
意味:誰かに道を教えてもらい、歩き始めた途端に教わったばかりの方向を忘れること
方向音痴の方なら、このような経験があるのではないでしょうか? 方向を忘れたので諦めて携帯で地図をみるも、結局分からずに再び人に尋ねる。そして再び道に迷う。
「AKIHI」に共感した方は、出張や営業の際は、土地勘のある人と一緒に出かけると安心かも?
KABEL SALAT(ケーブルサラダ)
言語:ドイツ語
意味:直訳はケーブルサラダ。めちゃくちゃにもつれたケーブルのこと。
デスクの裏側やコピー機の周辺など、ケーブルサラダを目にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
コンセントを差し替えたいのにどれか分からない、埃が絡まって掃除をしないといけない……。早くすべての機械がコードレスになるといいですね。
COTISUELTO(コティスエルト)
言語:カリブ・スペイン語
意味:シャツの裾を絶対ズボンの中に入れようとしない男の人。
職場での毎日の服装って、気を遣いますよね。大人として、TPOに応じた服装が求められます。シャツの裾が必ずズボンから出ていると、少しだらしがない印象を与えてしまうこともあるかもしれません。
シャツインやアウトのバランスは難しいですが、ルーズになり過ぎない服装を目指していきましょう。
PORONKUSEMA(ポロンクセマ)
言語:フィンランド語
意味:トナカイが休憩なしで、疲れず移動できる距離
誰しも歩き続けると疲れるもの。トナカイが疲れる時間は分かりませんが、自分自身の無理のない範囲を知っておくことは、仕事を続ける上でも大切です。
特に慣れない仕事を始めるときは、他人と比べて落ち込んだり、無理をしたりしてしまうことも多いのでは?
頑張ることは大切ですが、体調を崩してしまっては大変です。自分の歩ける距離を把握して、少しずつ距離を伸ばせていけるといいですね。
世界には知られざる面白い言葉がたくさんあります。職場の皆さんとの話のネタに使ってみてください。
出典:エラ・フランシス・サンダース 著/前田まゆみ 訳『翻訳できない世界のことば』(創元社、2016年)
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