「嫌いで不得意な仕事」は「恋愛の宿敵」
「どうした顔が死んでるぞ！」
「なんか最近、会話がつまらなくなったんじゃない？」
27歳の頃、友人にそう指摘されたことがあります。当時、私は不得意で、嫌いな仕事に従事し、会社の人間関係のストレスの真っただ中にいました。やらされ感たっぷりに仕事をし、上司から怒られ、最悪の日々を過ごしていたのです。葛藤が悲愴感となってあらわれ、友人たちから心配されてしまったのです。それと同時に、恋愛もその頃は全くうまくいきませんでした。
「好きで得意な仕事」が見つかる！ たった1つの方法
「好きで得意な仕事を見つけようにも、やり方が分からない」
今、そんな「やりたいこと難民」であふれています。しかも、一度「やりたいこと難民」になると、なかなかそこから抜け出せません。おまけに「好きで得意な仕事になんか就けるはずがない……」と思い込んでしまうこともあります。もし今、あなたがそのような状況だったら、心の壁を壊すための「ある作業」をしてみてください。
その作業とは「自分を解放する週末」です。普段の場所を離れて、週末の金曜日から日曜の夜、あるいは月曜の朝まで、飽きるまで遊んでほしいのです。もう疲れて遊びたくないーーそう感じるまで遊び切ると、眠りに落ちる寸前、 あるいは夢から覚めた後に「本当に自分がやりたいことの片鱗」が感情の奥底からふつふつと湧き上がってきます。
「もっと自然に触れたい」
「働き方をアドバイスするような仕事がしたい」
「農業をしたい」
「インターネット通販をやりたい」
「書いて発信する仕事をしたい」
そのように、本当に心の底から求める生き方、働き方の片鱗が見えてくるのです。それをノートに書き殴り、何らかの形で具現化してください。1日20分でいいので行動に移してみるということ。副業としてやってみるのもよし、サークルに参加してみるのもよし、ボランティアとしてやってみるのもいいでしょう。とにかく頭と体を動かしてこの社会の中で「アクションする」ということが大事です。
「好きで得意な仕事」をすることで、副次的に魅力がアップする
嫌いな仕事に嫌々関わっていると、ちょっとしたミスを犯した事で落ち込んだり、上司や顧客から注意されて、すぐにやる気をなくしたりして、さらに不平不満がたまってしまいがちです。辛く苦しい努力の割には「ずっと日の目を見ない時間」を過ごしてしまうのです。
合コンやパーティでは、会話が進むにつれて、仕事の状況や満足度、ストレスはどうなのか？ などが手に取るように分かります。ですから、「嫌いで不得意な仕事をしている人」は、内面で抱えるストレスや葛藤、劣等感や怒りで、本来の魅力や色気を発揮できません。
転職や独立、あるいは副業など、なんらかの手段で「好きで得意な仕事」に没頭した人は、成功し、結果的に成功モテする可能性が高いと私は考えています。それは、「嫌いな仕事」「不得意な仕事」よりも「好きで得意な仕事」の方が、失敗したり壁にぶつかっても、心折れることなく乗り越えられる可能性が高いと私は考えているから。結果、仕事の成果が得られ、収入が増え、周囲への影響力が増し、イニシアチブを取る機会が増えるのです。そして好きで得意な仕事を楽しんでいる人からは、内面からの輝きがあふれ、躍動的な色気が出て、魅力的に見えるのです。
もし「仕事と恋愛を両立」させたいと思うなら、まずは嫌々やっている今の環境を離れて、「好きで得意な仕事」を見つける努力をすること。そうすることで、あなたの人生は輝き始めると思います。
文＝潮凪洋介
編集＝矢澤拓
【プロフィール】
潮凪洋介
著者・作家・講演家・イベントプロデューサー・出版プロデューサー
著書72冊・累計171万部。「自由人生」「恋愛」をテーマに執筆。各人に最適な「ライフワーク」を診断する「LD 法」を開発。日本経済新聞社にて講演＆ワークショップを複数回開催。著者養成・出版学校「SHIONAGI DOUJO」運営。年商1億円～1兆円企業の「出版ブランディング」も手掛ける。「目黒クリエイターズハウス」建設。
◆ライフワーク・クリエイト協会
http://hl-inc.jp/freedream/
◆WRITAS!～著者養成学校 SHIONAGI DOUJO～
http://www.shionagi-doujo.com/writas
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