無駄遣いとはオサラバ!”衝動買い”を抑えるための3つの対処法

会社でのストレスが溜まって、つい休日には「衝動買い」をしてしまう、そんな方は多いのではないでしょうか

無駄遣いとはオサラバ!”衝動買い”を抑えるための3つの対処法

会社でのストレスが溜まって、つい休日には「衝動買い」をしてしまう、そんな方は多いのではないでしょうか。衝動買いをしないように心がけても、“セール”や“お買い得”といった言葉につられて、つい手に取って買ってしまうものです。

この記事では、衝動買いをしてしまう原因とその対処法について説明します。

この記事の内容

・“ストレス”が衝動買いの原因
・「本当に購入すべきか」を考える時間を作る
・高価なものを買える状況にしない

 

“ストレス”が衝動買いの原因

 


衝動買いをしてしまう大きな原因のひとつが”ストレス”です。なぜ、”ストレス”が衝動買いにつながるのでしょうか。買い物をしたときに、どこかスッキリした経験に覚えはありませんか。実は、衝動買いをすると”ドーパミン”などの脳内物質が分泌され、気持ちがよくなります。

ストレスがあると、この気持ちよさを求めて買い物をしたくなります。つまり、人はストレスから現実逃避をしたくて、衝動買いをしてしまうのです。

H.A.L.T.(ハルト)の法則


「H.A.L.T.(ハルト)の法則」とは、衝動買いをしてしまう4つの状態を説明している法則です。

・Hunger(空腹)
・Anger(怒り)
・Loneliness(寂しさ)
・Tiredness(疲れ)



こういった気持ちのの乱れがあると、人は衝動買いをしてしまう傾向にあります。ただ、裏を返せば、自分がどういうときに気持ちが乱れているのかを分かっていれば、それを対処するだけで衝動買いを抑えることができます。

たとえば、社会人にありがちなTiredness(疲れ)であれば、「睡眠を十分に取る」「お風呂にゆっくりつかる」といったことで解消することができます。すると、疲れが解消されたことによって、自然と衝動買いを抑えることができるようになります。

もし、会社帰りに疲れてしまって、ショッピングモールなどに行きたくなっても、とにかく家に直帰しましょう。家でゆっくりできれば、その衝動買いの欲求は抑えられます。疲れすぎてどうしようもなかったら、途中で銭湯に寄ってリラックスするのもいいかもしれません。

「本当に購入すべきか」を考える時間を作る

 


ストレスがなかったとしても、衝動買いしてしまう原因はほかにもあります。たとえば、”セール”や”お買い得”といった言葉です。その言葉に惹きつけられて衝動買いしてしまったという経験は多くの人にあるのではないでしょうか。

ただ、衝動買いをしてしまっても、それがあなたにとって必要なものであれば、安いときに買えたことはとてもラッキーなのです。そう、衝動買いの悪いところは「つい買ってしまうこと」ではありません。「無駄なものを買ってしまうこと」です。

無駄なものを衝動買いしないためには、「本当に購入すべきか」を冷静に検討する必要があります。今回は2つの方法を紹介します。

・ストレンジャーテスト
・購入するまでにいったん時間を空ける

 

ストレンジャーテスト


ストレンジャーテストとは、買おうか迷っているときに「見知らぬ人からその金額でその商品を譲って欲しいと言われたらどうするか?」を自分に問いかけるというテストです。

たとえば、あなたが5万円の靴を購入するかで迷っていたとしましょう。その靴を見知らぬ人に「5万円で譲って欲しい」と聞かれたときに、あなたはどういった行動をするでしょうか。もし、その靴を見知らぬ人に譲って現金5万円が欲しいと思えば、あなたにとって靴よりも現金が魅力的なので、靴を購入すべきではありません。現金5万円よりもその靴のほうが手元に欲しいと考えれば、その靴を購入すべきです。

このように、ストレンジャーテストは欲しいものを「本当に購入すべきか」を、客観的かつ冷静に判断する助けになります。

購入するまでにいったん時間を空ける


購入するまでに時間を置くことで冷静になりましょう。冷静になると、あなたにとって必要かどうかを判断しやすくなります。

たとえば、実店舗の場合は、購入するまでには最低2回は来店しないといけないというルールを設けるようにしてみましょう。2回も来店する手間を惜しまないということは、あなたにとって必要である可能性が高いです。

ネットショッピングであれば、買い物かごに入れた後、1日は放置しましょう。その後に欲しいと思ったら注文しても遅くはありません。

高価なものを買える状況にしない

 


衝動買いできるということは、お金があるということです。逆に言えば、お金さえなければ衝動買いはできません。お金を無理やり使ってなくすのはさすがにもったいないので、使えるお金を制限してみましょう。

たとえば、不必要な現金を手元においておかないことです。財布の中身は絶対に1万円以下しか入れておかないと決めると、それ以上の無駄遣いは自然とできなくなります。ATMでお金を下ろしてでも衝動買いをしてしまう場合は、いっそキャッシュカードは家に置いておきましょう。

クレジットカードは便利ですが、衝動買いの温床でもあり、あまり買いすぎると自分で自分の首を締める原因となります。クレジットカードがあるせいで衝動買いをしてしまう人は、いっそ解約してしまいましょう。多少不便になってしまいますが、無駄遣いしてお金がなくなってしまうよりは、あなたにとってプラスです。

まとめ:まずは”ストレス”を解消して衝動買いを抑えよう


それでは、この記事をまとめます。

・ストレスを解消することで、自然と衝動買いを抑えることができる
・ストレンジャーテストや購入するまでに時間を空けることで、本当に必要なものだけを購入できる
・使えるお金を制限することで、強制的に衝動買いをできなくする



いかがでしたか?必要のないものを衝動買いするのは、とてももったいないことです。ほかに使うべきお金がなくなってしまいますし、家には不用品ばかりで片付かなくなってしまいます。衝動買いに困っていたら、ぜひこの記事を参考に生活を改善してみてください。

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