年収が上がりやすい職種と業種は? 20代から40代まで年代別にランキングを発表!

年齢を重ねるとともに仕事での経験も増え、徐々に給料も上がると、自分の成長を実感できるという人も多いのではないでしょうか。今回は転職サイトdodaが調査した平均年収データをもとに、20代から30代、30代から40代で年収がどれくらい上がるのか、職種と業種別にランキング形式で紹介します。

【20代から30代】職種別の平均年収上がり幅ランキング

1位は「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」
上がり幅は165万円!

20代から30代の平均年収上がり幅ランキング、職種別の1位は「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」でした。20代での平均年収は475万円、30代での平均年収は640万円、平均年収の上がり幅は165万円となっています。また年代別の平均年収ランキングにおいても、20代、30代、さらに40代でも1位という結果になっています。

以降の順位を見てみると、2位「金融系専門職」、3位「技術系(IT/通信)」、4位「企画/管理系」、5位「営業系」と続き、上位5つの職種で100万円以上の上がり幅がありました。6位にランクインしたのは、デバイス開発や機械設計などに関係し、日本を代表するメーカーでも活躍する職種です。

平均年収上がり幅ランキング、20代から30代の6位の職種は…?

【30代から40代】職種別の平均年収上がり幅ランキング

1位は「技術系(IT/通信)」
上がり幅は126万円!

30代から40代の平均年収上がり幅ランキング、職種別の1位は「技術系(IT/通信)」でした。30代での平均年収は495万円、40代での平均年収は621万円、平均年収の上がり幅は126万円となっています。以降の順位を見てみると、2位「企画/管理系」、3位「営業系」と続きますが、平均年収の上がり幅が100万円以上ある職種は2位までとなりました。

また年代別の平均年収ランキングにおいて「技術系(IT/通信)」は、30代・40代ともに3位にランクインしました。同ランキングの1位は「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」、2位は「企画/管理系」となっています。4位にランクインしたのは、ゲームや広告、出版など幅広い業界で独創的なアイデアを生み出す職種です。

平均年収上がり幅ランキング、30代から40代の4位の職種は…?

【20代から30代】業種別の平均年収上がり幅ランキング

1位は「金融」
上がり幅は145万円!

20代から30代の平均年収上がり幅ランキング、業種別の1位は「金融」でした。20代での平均年収は374万円、30代では519万円、平均年収の上がり幅は145万円となっています。また「金融」は、年代別の平均年収ランキングにおいても20代、30代ともに1位という結果になっています。

平均年収の上がり幅が100万円以上ある業種は、1位の「金融」 と2位タイの「IT/通信」「総合商社」の上位3つとなりました。そして4位にランクインしたのは、食品や生活用品、自動車や電気機器など、私たちの生活のあらゆる分野に関わる業種です。

平均年収上がり幅ランキング、20代から30代の4位の業種は…?

【30代から40代】業種別の平均年収上がり幅ランキング

1位は「IT/通信」
上がり幅は118万円!

30代から40代の平均年収上がり幅ランキング、業種別の1位は「IT/通信」でした。30代での平均年収は485万円、40代での平均年収は603万円、平均年収の上がり幅は118万円となっています。また「IT/通信」は、年代別の平均年収ランキングにおいて、30代で2位、40代では1位という年収アップへ期待感のある結果となっています。

以降の順位を見てみると、2位「インターネット/広告/メディア」、「メディカル」と続き、平均年収の上がり幅が100万円以上ある業種は1位の「IT/通信」のみという結果になりました。8位にランクインしたのは、30代の平均年収ランキングで1位の業種です。

平均年収上がり幅ランキング、30代から40代の8位の業種は…?

全体を通して20代から30代の平均年収の上がり幅が大きく、また100万円以上アップする職種や業種もあることが分かります。自分がはたらく職種、業種では将来どれくらい年収が上がるのか確かめてみてはいかがでしょうか。

<出典>
平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】

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