『君の名は。』のハリウッド実写版映画の監督が発表となった。『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』などで知られるマーク・ウェブ監督がメガホンを取る。
新海誠監督の手掛けた原作アニメ映画『君の名は。』は、2016年8月に日本で公開され、250.3億円(2018年12月時点)の大ヒットで邦画興行収入歴代2位にランクイン。「第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞」「第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞アニメ映画賞」なども受賞し、全世界でも興行収入約400億円を記録している作品だ。
本作のハリウッド実写化は、2017年9月に発表。日本で配給を務めた東宝が、パラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットと共同開発を進めており、プロデュースはJJエイブラムスとリンジー・ウェバー、そして脚本は『メッセージ』で2017年度アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが担当すると明かされていた。
今回、新たに参加が発表されたのは『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』などで知られるマーク・ウェブ監督。
ハリウッド版ではウェブ監督のもと、“体が入れ替わる”という不思議な現象を体験した田舎に住むネイティブアメリカンの少女とシカゴに住む少年が、来るべき災害を予知し、お互いの命を救おうと相手に会いにゆく様子を描くという。
ウェブ監督の参加について、川村元気プロデューサーは「われわれが第一希望としていたマーク・ウェブ監督が決定したことに興奮しています。『(500)日のサマー』に代表されるラブストーリーの名手であるマーク・ウェブ監督が、この作品を新しい切り口でさらなる高みに連れて行ってくれることを確信しています。」とコメント。さらにハリウッド版の完成に向け、「プロデューサーにJJエイブラムス、脚本にエリック・ハイセラー、そして監督にマーク・ウェブと最強のチームが完成したと思っています」と自信を覗かせた。
現時点では、ハリウッド実写版『君の名は。』の公開日などは未発表。続報を待ちたい。
(C)2016「君の名は。」製作委員会
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