Excelの上級問題に挑戦!あなたのレベルはどれくらい?

仕事でよく使うMicrosoft Excel(以下、Excel)ですが、自分がどれくらいExcelについて理解しているのか、よく分かっていない方がほとんどだと思います。 そこで今回はExcelのレベルチェックができる練習問題をご用意しました。初級・中級・上級と、レベル別に問題を出題していきます。この記事では、上級レベルの問題をまとめました。 「自分のExcelレベルってどれくらいなんだろう?」「上級のExcelテクニックを知りたい」という方はトライしてみてください!

【Excel】あなたのExcelレベルはどれくらい? 上級編

【初級・中級レベルはこちら】
【Excel】あなたのExcelレベルはどれくらい? 初級・中級編

 

Excelレベルチェック練習問題 【上級】

上級の問題を出題していきます。これが答えられれば、あなたはかなりのExcel上級者!

 

Excel練習問題①!上級のショートカットをチェック

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【解答】
Q1:日付を入力する
Q2:SUM関数を挿入する
Q3:セルを挿入する

【解説】
この辺りになると、普段から使っている人の割合はぐっと落ちてくるのではないでしょうか。

ただし、いずれも大変便利なショートカットキーなので、答えられなかったとしてもこれを機にぜひ覚えておきましょう。すぐには使いこなせないかもしれませんが、意識的に使用して覚えていきましょう。

 

Excel練習問題②!上級の関数をチェックその1

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【解答】
Q4:3

【解説】
VLOOKUP関数は「=VLOOKUP(検索値 , 範囲 , 列番号 , 検索方法)」と少し使い方が複雑です。上級の部類に入る関数ですが、使えるとかなり重宝します。

問題では列番号が問われており、この場合「2回目のテスト結果」はA列から数えて3つ目にあたるので答えは「3」となります。

【関連記事】
これだけは覚えておきたい!使いこなせると1歩先に進めるExcel関数

 

Excel練習問題③!上級の関数をチェックその2

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【解答例】
Q5:=CONCAT(A1:D1)
=CONCATENATE (A1,B1,C1,D1)

【解説】
CONCAT関数とCONCATENATE関数はいずれも複数の文字列を連結することができます。CONCAT関数はExcel2016から新たに搭載され、CONCATENATE 関数の上位互換になっています。

この2つの大きな違いは「範囲選択ができるかどうか」にあります。詳しくは以下記事をご覧ください。

【関連記事】
【図解】エクセルで複数のセルのテキストを1つのセルに結合する4つの方法

 

Excel練習問題④!上級の関数をチェックその3

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【解答】
Q6:=TEXT(C1,"aaaa")

【解説】
セルの表示形式を文字列に変換するTEXT関数は、日付の曜日を表示させることもできます。カレンダー作成やスケジュール管理などで活躍します。

【関連記事】
【図解付き!】エクセルで曜日の色分けを自動変更する方法

 

Excel練習問題⑤!上級のExcel知識をチェックその1

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【解答】
1.プルダウンリストを挿入するセルを選択
2.「データ」タブ→「データの入力規則」を選択する
3.「入力値の種類」(設定タブ内)を「リスト」に変更する
4.「元の値」に選択肢(会社員,フリーター,自営業,その他)を入力する

【解説】
プルダウンリストは、セルをクリックしたときに複数の選択肢を表示させる機能で、プルダウンメニュー、ドロップダウンリストなどとも呼ばれます。

アンケートやデータベースの入力などでよく用いられ、活用することで集計を楽にしたり、入力ミスが減ったりするメリットがあります。

【関連記事】
【Excel】プルダウンの使い方!複数選択・自動追加の方法を全部紹介

 

Excel練習問題⑥!上級のExcel知識をチェックその2

【解答】
#REF!:③(数式や関数において、指定のセルを参照できない)
#VALUE!:②(数式や関数において、引数の数式が間違っている)
#DIV/0!:①(数式や関数において、割る数が「0」もしくは「空白セル」になっている)
#NUM!:④(使用可能な数値やデータの範囲を超えている)

【解説】
Excelにおけるエラー値は、全部で7種類あります。それぞれのエラーが「何を意味しているのか」を知っておくと、それに応じて適切に対処できます。

以下の記事では、Excelエラー値の意味を詳しく解説しています。答えに迷った方はぜひこちらもご覧ください

【関連記事】
【図解】Excelのエラー表示の徹底対策!エラーの種類と原因も解説

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Excel上級者を目指すならMOS資格を受験するのもおすすめ

「上級問題のほとんどがわかった」「もっとExcelスキルを磨きたい」という方は、MOSを受験してみてはいかがでしょうか。

「MOS」は、マイクロソフト・オフィス・スペシャリストの頭文字で、ExcelやWordなどについての資格です。試験科目は、「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」「Outlook」の5科目。

特定の科目だけでも受験することができ、それぞれの科目は「一般レベル」と「上級レベル(エキスパート)」に分かれています。

例えば、Excelの上級レベルの出題範囲は以下のようになっており、関数からグラフの作成など幅広い知識やテクニックが問われます。

ブックのオプションと設定の管理

  • ブックを管理する
  • 共同作業のためにブックを準備する
  • 言語オプションを使用する、設定する

データの管理、書式設定

  • 既存のデータを使用してセルに入力する
  • データに表示形式や入力規則を適用する
  • 詳細な条件付き書式やフィルターを適用する

高度な機能を使用した数式およびマクロの作成

  • 関数で論理演算を行う
  • 関数を使用してデータを検索する
  • 高度な日付と時刻の関数を使用する
  • データ分析を行う
  • 数式のトラブルシューティングを行う
  • 簡単なマクロを作成する、変更する

高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理

  • 高度な機能を使用したグラフを作成する、変更する
  • ピボットテーブルを作成する、変更する
  • ピボットグラフを作成する、変更する

引用:Excel 365&2019 エキスパート(上級):出題範囲より

 

MOSの資格を得ることは、自身のレベルが分かるだけでなく、対外的なアピールにもつながります。MOSは世界共通の資格であり、就職や転職も有利に進められるかもしれません。

試験は「全国一斉試験」が毎月1~2回行われるほか、各会場が設定した日程で「随時試験」も開催されています。興味のある方は挑戦してみましょう!

 

あなたのExcelレベルはどれくらいでしたか?

Excelに関する上級問題を出題しましたが、いかがでしたか?取り上げたショートカットキー、関数、機能はいずれも便利なものばかりです。

仮に答えられなかったとしても、これを機にExcelのテクニックを覚えておくときっと仕事で役に立ってくれると思います。

「上級レベルは難しすぎた……」という方は、初級・中級レベルの問題もぜひご覧ください。

【初級・中級レベル】
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