働く人にとって楽しみな時間、それは「ランチタイム」! 単にお腹を満たし、休むための時間と考えてしまっていませんか? そう考えている人は損をしています!
なぜなら、人気企業・働きがいのある会社ほど“ランチ”には力を入れています。
福利厚生の一環として「社内ランチ制度」を設け、“コミュニケーションが活性化する場”として役立ている企業も多いのです。ここでは、ユニークな「社内ランチ制度」を設けている「株式会社サイバーエージェント」、「株式会社ブラケット」、「クックパッド株式会社」の3社を紹介します!!
1.サイバーエージェントは、2,500円までランチ代は無料!さらに社内のコネが作れる!!
Photo By Yusuke Kawasaki via Flickr
Great Place to Workの「働きがいのある会社ランキング 2015」で7位に選ばれているサイバーエージェント。ハードワークな印象が強いかもしれませんが、毎月1回、会社から食事代が支給され、接点のない社員同士でランチにいく「シャッフルランチ」という制度があります。
これは横のつながりを強めて欲しいという会社の願いから始まった制度ですが、今では多くの社員に活用されています。なんと、ランチ代は一人当たり2,500円まで支給されるそう。
この制度を使ったランチでは、たまに人事部長の曽山哲人氏や代表の藤田晋氏も一緒にランチしてくれるとか。会社の役員と話す機会があることで、自分の名前や顔を覚えてもらえる他、そこで意見を言えば、実際に形にしてくれるかもしれません。
また、このランチによって社内の知人が増えるそうです。横のつながりが多くなれば、仕事で困ったときに助けてくれるのは人も増えそう!ランチの場を、コミュニケーションが活性化するのに有効活用している社内ランチ制度なのです。
2. ブラケットは、他愛もない雑談から共有の好きな趣味でつながったり…!
たった2分でネットショップが作成できるサービス「STORES.jp」。このサービスを運営しているのが株式会社ブラケット。この会社には、毎週木曜日の12時から、ひとり上限1500円(会社負担)で、お弁当担当の社員がオーダーしたお弁当を食べあう「みんなDEランチ」という制度があります。
他愛もない雑談で盛り上がることが多いそうですが、仕事をしていく上で他の社員の好きなことや趣味を知ることも重要。趣味でつながった関係が新しい仕事につながるかもしれませんし、新しい出会いにつながるかもしれません!!言うなれば、社内リサーチ・社員の人となりを知る時間ですね!
3. クックパッドは、仕事に対する意見を言い合う場に!
従業員が社内キッチン(と会社が用意した食材)を自由に使える、クックパッド株式会社。インテリジェンスが発表した「転職人気企業ランキング2016」で名だたる大企業と並んで、51位にランクインしています。
クックパッド社員みんなで自炊し、作った食事の感想を言い合う日も少なくないそう。日本最大のレシピ運営サイトならではですね。
一般ユーザーが投稿したレシピを再現することは仕事の一環でもあると語る社員さんもいます。一緒に料理を作り、食べた感想を言い合って楽しむ。もちろん、このランチはクックパッドならではだと思いますが、毎日のランチが楽しみになる会社です。
クックパッドのように、ランチの場を仕事に対する意見を言い合う場にしてみると、自分が今迷っていること、悩んでいることに対する解決策が見つかるかもしれません。毎日PCとにらめっこして、そこに答えはありませんよね。
ランチタイムを変えると、仕事がちょっと楽しくなるかもしれない
会社のお金で外食したり、お弁当を食べあったり、自炊をしたり…。みんなで和気あいあいとしたランチをとっている会社も数多く存在します。「自分の会社にはそんな制度ないし……」と思うかもしれませんが、他の社員とランチに行くのは明日からでも出来るはず!
ランチタイムを単にお腹を満たすための時間にせず、あえて「仕事」と思い込み、横のつながりを形成するための時間として活用してみてはいかがでしょうか?きっと、今まで見えていなかった、仕事へのやりがい、楽しさが見つかるはずです!!
※この記事は2016/11/04にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。
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