『自分らしいライフスタイルを送るには、何が必要なのか…』
この度、https://www.homes.co.jp/cont/press/ HOME'S PRESSを運営する株式会社ネクストと共同で、「都会」と「地方」ではたらく男女1000名に、仕事と住まいに関するアンケートを実施。その結果から、世の中の『働き方』や『暮らし方』の実際が見えてきました。
今回のテーマは“結婚”です。結婚している人たちの実際に迫っていきます!
住んでいる地域で「結婚しやすい・結婚しづらい」は変わるのか?
厚生労働省の調査によると、全国47都道府県のなかで最も婚姻率が高いのは“東京”です。一方、最も婚姻率が低いのは“秋田”という結果が出ています。(※人口1000人に対しての婚姻率で調査(平成24年)。東京の婚姻率は6.9、秋田の婚姻率は3.8。厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課「人口動態統計」より)
ということは、東京のほうが結婚しやすくて、秋田などの地方は結婚しづらいのでしょうか…?
しかし、今回実施したアンケート(※調査対象者は記事末尾を参照)結果からは、地方のほうが東京よりも「結婚している」人の割合が6ポイント高いことが判明しました。
キャリアコンパスに寄せられた意見のなかには、「地方のほうが結婚への意欲が高いと思います。親からも早く結婚するようプレッシャーをかけられるし(28歳・女性)」 といったものも。今回のアンケート結果と合わせて推測すると、特定の地域にいることで極端に「結婚しやすい・結婚しづらい」とは言い切れないようです!
地域によって、男・女で結婚している割合は変わるのか?
続いて、男女で「結婚している・結婚していない」が、どれくらい違うのかをみていきましょう。まず東京の場合です。結果は、女性のほうが結婚している人の割合が2ポイント高いことが発覚!
次に地方の男女を比較してみると、なんと地方では男性のほうが「結婚している」人の割合が20ポイントも多いという結果に。地方のほうが結婚していない女性が多いということは、男性にとってはチャンス到来!?
しかも最近では、地方自治体が、婚活や結婚の支援をしている地域が増えているようです。もしかしたら東京以上に、地方のほうが男性は相手をみつけやすいのかもしれません!!
ここで判明、過酷な実態! 結婚していると残業時間が…!?
さて今度は、結婚している人たちの仕事に焦点を当ててみましょう。いまのご時世一概には言えませんが、結婚した後は『子どもができて養育費』が掛かるようになり、『マイホームを購入するための住宅ローン』を組んでいるという人もまだまだ多いのではないでしょうか。
そうなると仕事を頑張ってキャリアと年収をアップさせたいと考えるはず。キャリアコンパスが「結婚している」人たちに追跡調査したところ「奥さんが専業主婦だから僕が頑張らないとね。昼食は毎日カップラーメンにすることで節約もしてるよ(38歳・男性)」「いや~、奥さんに早く課長になれって尻を叩かれてるんだよね。最近、新築マンションを購入したからそのプレッシャーもでかい。(41歳・男性)」といった声も聞こえてきました。
世の中の「結婚している」人たちって、思ってたよりも過酷なようです…。そのためでしょうか、「結婚している」人たちと「結婚していない」人たちの残業時間を比較したところ「結婚している」人たちほど、長時間働いていることが分かりました。
例えば、残業時間が“10時間未満”の場合で比較すると、「結婚している」グループの方が8ポイント「結婚していない」人たちよりも高いことが分かります。また、その他の残業時間を比較しても、「結婚している」人たちほどポイントが高いようです…。
でも、結婚していると仕事は充実する!?
結婚すると、残業時間が長くなる傾向があることは分かりました。幸せな家庭を手に入れるには、仕事を頑張らないといけないんですね。とはいえ、何か救いはないのでしょうか?
そこでアンケート結果の「仕事に対する満足度」といった項目で、「結婚している」人たちと「結婚していない」人たちの答えを比較してみました。その結果は、なんと「結婚していない」人たちよりも、仕事への満足度が9ポイント高いことが分かりました!
仕事に対する不満の部分を見ても「結婚している」人たちのほうが、3ポイントほど低いことが分かります。結婚ってやっぱり大変だけど、そのぶん仕事は充実するんですね。
さて、結婚が損なのか得なのかは、それは判断する人しだい。あなたは、結婚して仕事を頑張りますか? それとも、それ以外の方法を考えますか? この記事があなたらしいライフスタイルを探るためのヒントになれば嬉しいです。
■地方の定義について
地方の定義について…3大都市圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)以外に住んでいる方と、3大都市圏に住んでいても繁華街まで移動するのに公共交通機関を利用して「30分以上」かかる住宅に住んでいる方としています。
■今回実施したアンケートについて
調査実施期間:2015年8月14日~2015年8月15日
調査対象者:20代~40代までの有職者
調査方法:インターネット調査
有効回答数:1000サンプル
※この記事は2016/11/04にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。
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